今日は、なんとなく。長男4歳児がしりとりをできるようになるまでの経過をお伝えしていきたいなと。
長男、言語習得までの経緯
我が家の長男は、いわゆる定型発達の4歳児(今のところ)、言葉は2歳ごろからちょっとずつ単語らしきものとして形になっていき、今では「てにをは」にもだいぶ留意して会話できるようになっています。
そんな長男がひらがなにちょっと興味を持ち始めたのがだいたい3歳半~8か月くらいから?と記憶しています。このころからお風呂にはってあるひらがなシートをみて頻繁に発話するようになりました。
しりとりにチャレンジ
結果、惨敗。別にしりとりができることを求めたわけでもありませんが・・・。
「り」から始まることばは?「ね」から始まることばは?と聞いても、若干意味不明な回答しか返ってきません。
さらに、「りんご」は何の音から始まるかな?「ねこ」は何の音から始まるかな?と聞いても、「??りんご??」「ねずみ!」と回答にならない回答を繰り返すばかりでした。やりとりを続けていくうちに「この子大丈夫か!?」と若干焦りが。
ゆっくり「り・ん・ご」と発音しても、絵を指さしてもひらがなを書いてみても、返ってくる答えは同じ。。。🤔
どうしたものかと思っていましたが、それから3か月ほどたって急に、「りんごのり!🍎」「みかんのみ!🍊」と単語のはじまりの音を認識するようになりました。その間特になにもしてません。普通に会話していただけ。
そう、当たり前といえば当たり前のことに、当時は気づいていませんでしたが、その単語を知っている・発語できるからと言って、その単語を構成する音の一つ一つにまで気づいているわけではないんですね!特に乳幼児が自分の母語や言語を学ぶときは。おそらく、言語習得の経過は次のようなものだと思います。
乳幼児の言語習得の流れ
- 単語の音を聞いて脳内にインプット
- 意味と単語がつながる
- 発語する
- ひらがなに興味を示す
- 単語を構成する音に気付く
- 一つ一つの音を理解する
何が言いたいかといえば、子供が言葉を覚えたてでしりとりができなくても、決して焦らなくていい、ということです。笑🤣🤣🤣 言葉だけではなく様々なことを習得していきますが、まれに驚くほど自然に、かつ”突然に!”昨日できていなかったことができるようになることがあります。言葉はその一つのように思います。
子供自身のタイミングで、単語はいくつかの音で成り立っていることに気付く時がくるんです。シナプスがつながるタイミング、なんでしょうか。
そのシナプスがつながる子供自身の瞬間を無視して、早期教育を詰め込むと、親も子供も焦るだけ、という結果になるのかなーなんて感じている今日この頃。
今はもっぱら、この「ひらがな積み木」で楽しく言葉と触れ合っております。これ、最初のほうはドミノ倒しとしてしか機能していませんでしたが、本領発揮し始めました。おもちゃの使い方ひとつとっても、月齢とともにどんどん変化していくので本当に面白い。
ちなみに、、、我々が英語を習得するときはおそらく順序が逆。「アッポウ」を意味ある単語&音として認識すると同時に「Apple」をインプットする。きっとアルファベットや文法などの理論から理解するから、頭でっかちになってしまうこともあるんだろうなあ・・・言語習得には学生のころから興味があったのでよく思考する分野の一つ。
今この著作が積読されているので、積読解消がてら、語学を再び頑張りますか!
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