【SNS断ち】Instagramをやめてみてわかったこと

ライフスタイル

突然のことですが、Instagramを辞めて1年半。アカウントは残したままではありますが、見ることも投稿することもすっぱりやめてしまった筆者が感じたことを、記載していこうと思います。生活はどうなったか?結論、メリットしかなかったです。

なぜ辞めたの?

私は、Instagramを含むSNSをビジネスとして展開しているようなことは一切なく、フォロワーも200名程度の完全に個人利用として活用していました。アカウント自体は鍵をかけ、ストーリーズも友人公開に限ってシェアしていましたが、使用頻度としては割と積極的でした。2日に1回くらいはストーリーズで情報公開し、日ごろの何気ない写真や出来事を気兼ねなくシェアしていました。2014年に開始して投稿自体は350投稿くらい。

とまあこんな分量で活用していたInstagramですが、なぜ辞めたかというと、Instagramによってちょっとずつメンタルがそがれていったから。もっと言えば、たぶんSNS運用が向いていなかったから。笑

きっと私だけではないと思うんですが・・・子育てフェーズに突入すると、突如関連動画として日増しに増えていく子育て関連の情報。それを見てこんなことが私の中で起きていました。

  1. まったくの他人の子供を見ては(見せられては)「かわいい」と思ったり、逆に「やっぱり私って子供嫌いなのかな笑」と思うようになる
  2. 他人の子育て情報に右往左往し、自分の子育てに自信を無くしたり、逆に他人の子育て理論に憤ったりする(コメントまではしませんよ)
  3. 自分自身が持っている正義感の強さ(ネガティブな文脈)に辟易したり、他人の投稿のコメント欄にあふれる個人の「こうあるべき論」にうんざりしたりする
  4. 友人の子供関連投稿も、正直めんどくさいと感じてしまう
  5. 自分の発信も、きっと少なくない友人にとってはうっとおしいものなんだろうなと勘ぐってしまう

情報過多の今、自分にとって不必要な情報をうまくスルーする能力も、これからは必要になってくるし、それこそ情報リテラシーとして我々が子供に説いていかなければいけないことだと理解していました。でもInstagramにおいては、どうしてもスルーしきれず、消化もできなかった。なので自分から離れる決断をしました。

辞めてみて、どうなった?

よく言われることですが、Instagramを辞めてみて、不必要な嫉妬心から解放されて自分の生活や子供たちに向き合うことができるようになり、友人とのコミュニケーションを大切にするようになりました。さらには、子育てや自身の生活に対して短絡的な「解」を求めなくなり、いら立ちが減ったようにも実感しています。

いいことしかありません。よく考えれば、ほんの15年ほど前まで、スマホなんてない生活で、GoogleマップもなければLINEもなく、ネットで調べ物をするときはころんとした、あのいにしえのiMac。

メッセージを送るのなんてポケベルやPHSです。令和に生きる方々はもはや見たこともないレベルですよね。笑

今から思えば、よく生活できていたなと思うレベルかもしれませんが、何を言いたいかというと、Instagramが生活になかったとしても、なんの支障もないはずなんです本当は。だからもちろん、不便さは一切なかったですし、当時Instagramに掲載するために生活を切り取って収めていた写真が不要になって、より目の前の出来事に集中できるようになった気がします。

さらに、Instagramでみんな近況をシェアしたりしますが、それを見ないので、久しぶりに友達に会いたくなります。直接会って話をすると、彼らがSNSで見せるキラキラ側面は本当にほんの一部(おそらく1割にも満たない)で、実際はもっと深いところで悩んでいたり、その悩みを外に出せずに苦しんだり、逆にSNSでは見せないような趣味に没頭していたり。

友人たちのリアルな姿が浮かび上がってきて、それが自分の情報開示にもつながり、友人との関係を大切にしたいという気持ちが大きくなりました。

子育てに対して短絡的な「解」を求めなくなったというのは、子育てなどの目の前の困りごとに対して、「結果を出すにはどうするのが正解なのか?」に執着しなくなった、というのが正しいでしょうか。ユーザーの困りごとを解決するソリューションを提案するのが真価であるブログに、なんつーことを書いてしまっているんだと笑ってしまいますが・・・。

子育ては、要は「人それぞれ、子によってばらばら、家庭によってそれぞれ」が大前提にあると思うんですよ。こうすれば絶対大丈夫!これをしたら即解決!という解はおそらくない。あったとしても、こと子育てにおいてはすぐに結果が出るものではなく。将来的に子供にいい影響があるだろうという中長期的な視点で、接していく気長さが必要なんだろうと思います。それをInstagramにご執心だったころは、気づけていなかった。

SNSはポジティブと同じ量のネガティブであふれている

お気づきの方も多いとは思います。SNSの世界は、ポジティブと同じくらいネガティブであふれている。検索した動画やサイトに紐づけて関連動画が洪水のごとく落ちてくる。世界中の人々の生活情報やお金の情報、エンタメや子育ての情報が、望んでいないのに見せられる。

そして我々人間は、ネガティブな要素により引きずられるものです。コメント欄の罵詈雑言、誹謗中傷は、人によっては自分の1日の気分を左右してしまうくらい、心に巣くってしまう。そんな状況に陥ってしまうくらいなら、勇気をもって離れてしまったほうがいい。そこから離れることは、別に勝ち負けの話ではないし、自分の大事な人生なので、SNSのうわべきらきら世界に惑わされることなく本当に大切なものだけを、大切にしていきたいですね。

SNSのネガティブ要素などについては、さらにふかぼって、記事にしたいなと思ったり。ではまた👋

コメント

タイトルとURLをコピーしました